ゼーホーフ城

一日一城。ゼーホーフ城(Schloß Seehof / Marquardsburg 別名マークヴァート城)ー 司教の夏の居城
場所:バンベルク内の北東に位置するメンメルスドルフ地区

もうこのお城を訪れるのも3度目。1回目と2回目は、冬期だったため、お庭の見学とカフェのみの訪問。三度目にして初めて内部の見学をする事になりました。もちろん、バイエルン州宮殿管理部門の年間カードで入場です。

毎回色んな角度からこの宮殿を眺めていますが、やはりお城はオランジェリー(温室)の建物を通りアクセスするのがお勧めです。オランジェリーの白と濃いオレンジ色の建物を抜けると、一段高くなっている場所に黄色のゼーホーフが荘厳と佇んでいるコントラストが素敵なんです。。。毎回その素敵な姿に感動。。。

オランジェリー内にはカフェ・レストランがあり、広い庭園を散歩したあとは、庭園を眺めながらカフェでランチやお茶がお勧めです。天気が良ければテラス席も利用できて、気持ちいい風を感じながらハーブティー&ケーキを楽しむのもオシャレですね。城内部は夏期のみの公開ですが、庭園には一年中無料で入ることができ、カフェ・レストランも冬季営業しています。

お城の歴史についてですが、前身は15世紀終わりの狩猟用別荘。現在のような四翼に加え、目を引く側防塔の構造を持つ姿になったのは1687年。シュタウフェンベルクのマークヴァート・セバスティアン・シェンク司教(Marquard Sebastian Schenk von Stauffenberg)の指示で北イタリア出身の建設家アントニオ・ペトリーニによりアシャッフェンブルクのヨハニスブルク城(Schloss Johannisburg)に倣い建設されました。

その後、シェンク司教の後任達の手で、城は18世紀末までに完成され一部改造もされました。例えばフランケンシュタインのヨハン・フィリップ・アントン司教は西翼の「白の間」を新調、その為に1751年、マインツの宮廷画家ギウセッピ・アッピアーニをバンベルクに呼び寄せています。アッピアーニは、フィアツェーンハイリゲン巡礼教会(Wallfahrtskirche Vierzehnheiligen)の天井画を描いた事でも知られます。ゼーホーフでは、彼は狩りに纏わる寓話(アレゴリー)などのモチーフをあしらった神々の空を素晴らしく描いた。復元作業が行われ、現在は9つの部屋を見学できます。
一階にあるロココ風のチャペルも見応えがあります。アントニオ・ボッシのの手によるスタッコ装飾も素晴らしいです。

お庭についてです。 ザインツハイムのアダム・フリードリッヒ司教(在職1757-1779)はフェルディナンド・ティーツに命じ林立する像と両側に設置された階段のあるカスケードの製作を行いました。バロック庭園は、18世紀初頭にシェーンボルンのローター・フランツ司教によって整備さレました。彼はフェルディナンド・ティーツに、司教領フランケンシュタイン及びザインツハイムで400以上の砂岩の像を制作させます。オリジナルの像はあまり残っていませんが、一部がオランジェリー(温室)内の西側にあるラピダーリウム(像などの保管庫)に保管されています。庭園で特に見応えがあるのが300年以上前の西洋シデの生垣と樹齢250年の菩提樹並木。

バイエルン州宮殿管理部門の年間カード、2週間カード、コンビチケット等でも入場可能です。

Ref: https://www.schloesser.bayern.de/deutsch/schloss/objekte/seehof.htm

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