サンスーシ宮殿
一日一城。今日のお城は、サンスーシ宮殿。ドイツの首都ベルリンから電車で30分の都市、ポツダムにあります。
フランス語で「憂いなし」、日本語では「無憂宮」とも呼ばれている事はどのガイドブックにも載っています。プロイセンのフリードリヒ大王がお気に入りの犬たちと一緒に時間を過ごした夢のお城。
夏の城だけあって、庭園も見事。特にブドウの木が並ぶ庭園側からアプローチすると「ワインの丘」と呼ばれる丘を階段を登ってお城に向かいます。当然、庭園を眺めながら階段を降りる時の眺めも素敵です〜。通常、夏の離宮には狩りの間だけや、秘書のための数週間滞在するのみの場合が多いですが、こちらの宮殿は居城としても利用されただけでなく、フリードリヒ大王が自分の墓所として選んだ場所でもありました。結局1991年になり、ようやくその願いが叶えられました。
床から天井まで余すところなく豪華に飾り付けられていて、小さいお城ながら見所はたっぷりあります。ロココ様式で優しいパステルカラーを中心に自然をありのまま表現している内装。
ユネスコには「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の一部として1990年に世界文化遺産登録されています。
http://ks-castle.com/blog/sanssouci/
Blog Cantabile by Keiko
Ref: https://www.spsg.de/schloesser-gaerten/objekt/schloss-sanssouci/
この本に出会ったのはもう数年前で、サンスーシ宮殿のアップにロマンチックなタイトルに惹かれてすぐに購入しました。ドイツのお城ファンとしては読破しておきたい一冊であると同時に、旅に出るたびに参考しているとても大切な本です。写真が綺麗で、テキストもよく纏まっていて読みやすいです。ドイツ語版だけでなく、英語、イタリア語版もあり。
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