ロマンチック街道 ヴェルトハイムとブロンバッハ修道院

ヴェルトハイムの入り口(絶景!)
さぁ、やって来たよ、ロマンチック街道75周年記念のハイキングの日。
バーデン=ヴュルテンベルク州とバイエルン州の境目に位置するロマンチック街道2番目の都市、ヴェルトハイム。
街の入り口に着くと岡の中腹に見えるヴェルトハイム城(左)とSpitzer Turm(尖った塔、右)が迎えてくれる。
ここはマイン川とタウバー川が合流する地点でもあり、ここから街に入るのも何かロマンチック!
合流地点はヴェルトハイム城から見るのが素敵だよ。

ヴェルトハイム市街地
ヴェルトハイムの歴史的市街地。
第二次世界大戦で破壊されておらず、こぢんまりした木組みの家が多い、中世の街並みがカラフルで美しい。

青い木組みの家
街からヴェルトハイム城へ上り口にある青い木組みの家。
Grafschaftsmuseum(博物館)の向かい。http://www.grafschaftsmuseum.de/
なかなか珍しい色なので目を引くけど、他に例を見ないし、可愛いよね〜
場所的に写真の撮り方が難しいのでいつも悩むけど。。。

市街地のカフェにて。
テラス席でのんびりコーヒーを飲みながら、木組み作りの家と装飾の可愛らしさに見惚れるひととき。
ハイキングは午後からだったので、朝食の後にユルゲンさんと一緒に日向でのんびり絵葉書を書きました。
彼は本当にロマンチック。

ヴェルトハイム城の木組みの塔
ヴェルトハイム城の敷地内に立つ石作りと木組みの塔。
いつ見ても魅力的!
前に並べられた花壇とのコラボも、センスがいいなぁと思っている。
前回1月に来た時は大規模な工事をしていたけれどもうほぼ終わったっぽい。
この塔は敷地内のレストランの入り口にある。

ヴェルトハイム城から旧市街地を望む景観
ヴェルトハイム城のテラスから見るヴェルトハイムの街。
夜、このお城のレストランのテラスから見る夜景もとても良い!
2021年にクリスティアーネに連れて来てもらったよ。
夜景に見惚れてて、何を食べたか全く覚えていない(例外的に・・・)。

取材を受けるユルゲン
ハイキングに出かける前に取材を受けるロマンチック街道協会代表のユルゲンさん。(実は私も一緒に。新聞に出たかな?)
Spitzer Turm前にて。
この日は、ロマンチック街道75周年記念のハイキング1回目。
ヴェルトハイムの市街地からブロンバッハ修道院までの約9kmを地元の人たち20人程度と一緒に歩く。
ユルゲンさんの語るフランケンワインとハイキング

クリスティアーネとユルゲン(仲良し)
ヴェルトハイム観光有限会社の社長、クリスティアーネさん(左)とロマンチック街道協会代表のユルゲンさん。
二人はとっても仲良し♡

ユルゲンさん乾杯!
三位一体礼拝堂の前でワインテイスティング!
美味しい~
2021年の徒歩旅の際は、ヴェルトハイム観光有限会社の社長、クリスティアーネと大雨の中一緒に歩き、たどり着いた場所。
感慨深いなぁ!
あの時は、この場所に着いたら一瞬晴れたのも覚えている。今回は太陽が出たり曇ったりする中、ユルゲンとクリスティアーネ、両方と一緒にこられたのが嬉しくてしょうがない・・・。
高台からの景色が素晴らしい!
フランケンワインのテイスティング付きハイキング

ハイキング中
ヴェルトハイムからブロンバッハに向かう途中。
タウバー渓谷。
9km程度だけど、途中で5回くらいはワインテイスティングをしながらなのでペースはゆっくり。
でもみんな全然酔ってる気配無いんだよね。強いなぁ。
テイスティングの時も、おかわり〜とか言ってる人もいた!
私はゆっくり飲むように気をつけないと倒れちゃうよ!
同様のハイキングは、ワインセラー・フリートリッヒのジルビアさんに直接ブッキングできるのでご興味がある方はこちら(Instagram)

ロマンチック街道 春の名物 菜の花畑
もうすぐブロンバッハ修道院に辿り着こうかというころ、目の前にぱぁっと広がる菜の花畑がとても素敵で感動!
とても春らしい景色を楽しむことができた。
みんなこの景色を見たくてロマンチック街道に旅をする。
この黄色いカーペットと長閑な風景、本当に素敵♡
ハイキングの様子はロマンチック街道公認アンバサダーとして動画にもまとめているのでぜひご覧くださいね。

ブロンバッハ修道院
ヴェルトハイム郊外にひっそりと立っているブロンバッハ修道院。
12世紀からの歴史を持つ。
今回は(も)、ヴェルトハイムから約9km歩いて辿り着いた。
2021年7月に、ロマンチック街道の徒歩旅の際には、この修道院のホテルに泊まったのが随分と前のように感じてしまう・・・。
当時と異なるのは、あの時は大雨だったことと、大きなリュックサックを背負っていたことかな。
今回は少し肌寒かったけれど天気は良く、日帰りなので、小さなリュックサック一つ。
ちなみに現在は修行僧はいない。
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ブロンバッハ修道院の教会
ブロンバッハ修道院の教会内部。
もう、美しいの一言・・・!
18世紀から19世紀、100年もの間この修道院は眠りについていたそう。
1806年に神聖ローマ帝国が解体した頃には、つまりここは使われておらず、
それが逆にこの修道院にとっては、功を奏したと言っても良いと思う。
ロマネスクからゴシック様式へ改築され、一部バロック化されたものの、その後修道院は解散。
しばらく放置されていたからこそ、神聖ローマ帝国解体後に破壊や別の用途に使われることを免れたのだと知って感慨深い。
以前に訪れた時はガイドツアーではなく一人で見学しただけだったし、ハイキングで少し疲れていたので、今回はちゃんと情報をインプット。結婚式をあげたりもできる。
ブロンバッハ修道院 内部ツアー

フランケン地方の「ボックスボイテル」
フランケンワインにのみ許される「ボックスボイテル(Bochsbeutel)」というボトルに入ったワイン。
ブロンバッハ修道院のワイナリーで作っている、「ヨーゼフベルク(Josefberg)」という赤ワインで、ハイキング旅の締めに振舞われたが、私はもう途中から飲み過ぎていたので、こちらは遠慮せざるを得なかった・・・残念!
ハイキング中に半年分はワイン飲んだ気がする・・・
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タウバーホテル ケッテ
Tauber Hotel Kette(タウバーホテル ケッテ)
ケッテというのは鎖という意味で、タウバー川に船を係船する際にこのホテルの裏手に鎖で船を繋いでいたことから、この名になっている。
街の中心まで徒歩2分と近いので、今回ここになった。
何とホテルの名前の通り、お部屋の鍵にも鎖が(汗)持ち歩くとジャラジャラ(笑)
外観は、蔦が這う壁も雰囲気もある。
そして何より、一階のレストラン(ギリシャ料理)もなかなか美味しかった!
本当は21時までしか温かいお料理を出さないはずなのだけど、到着が22時近かったにも関わらずちゃんとお料理してくれた♡これはポイント高いよ!
スタッフの方もフレンドリーで良かった。
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タウバー川と街並み
ヴェルトハイムは、マイン川とタウバー川が合流する街。
こちらはタウバー川。
ホテルのすぐ裏手で、素敵な散歩道が続いている。
快晴の朝、川沿いの家並みが映る川面が美しい。
おはよう!
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