ヴュルツブルクの春〜レジデンツ宮殿編
ヴュルツブルク司教館、春恒例の光景といえば、これ。
手毬桜🌸という、コロっとした可愛い桜の並木が素晴らしい。
ここ数年は毎年春にこの光景を見にきていて、何度訪れても飽きない何かがある、ここには。
写真を撮りたくなる気持ち、分かります。この桜に見惚れながら、ポーズを決めてインスタ映え写真を撮っている方が多い!とにかく豪華な絵になるよ。
夏時間になり、だんだん朝が早くなってくると、朝9時には噴水が噴き出す。その光景も見応えあり!
そして、池に反射する司教館と、これまた見応えのある三角帽子の木たち。
本物の木ですよ!常緑樹なので、一年中このカット。ヴュルツブルク司教館のバロック庭園のお手入れには脱帽。
広い庭園でみなさん素晴らしい作業をしていらっしゃいます。
正面に回ってみました。
この日はお天気にも恵まれて、青空気持ちいい!張り切って最初にお庭に行ってしまったけれど、内部の見学もするよ〜
どーん。
これです。「階段の間」
ずっと撮影禁止だったヴュルツブルク司教館だけど、なんと期間限定で撮影が可能になっているとか!
びっくりして係の方に2回も聞き返しちゃった。
バルタザール・ノイマンの設計と、アントニオ・ボッシのスタッコ装飾、そしてジョヴァンニ・バティスタ・ティエポロのフレスコ画。
このトリオは最高なんです。
第二次世界大戦でかなりの被害を受けたヴュルツブルク司教館ですが、ここの階段ホールだけはほぼオリジナルの状態で残っているよ!作られたのは18世紀半ばです。
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ちょっと戻って、ガーデンホールへ。
ここは、建物とお庭をつなぐため「だけ」の役割があるって言うけど…豪華すぎでしょ!
実は低めの天井に、多めの大理石の柱。(上階が広く重いので!)
でもお部屋を狭く低く見せないための工夫が、天井です。
カーブさせて、目の錯覚を利用しています。そしてお庭からの明るい光が、良いですね。
またまたどーん。
ここです!これを撮影したかったの♡この赤絨毯を上っていくよ
饗宴の間。言葉が出ないほど美しい。
柱のない構造、高い天井。この真下が、ガーデンホールですね。
18世紀当時、こんな広くて重い部屋、すぐに崩れるのでは、という懸念もあったそう。
しかし若きバルタザール・ノイマンは既に天才だった!
1945年の爆撃にも耐えました
そして、鏡の間。このお部屋は、戦争で粉々に🥲
でもスケッチが残っていたので、再建することができました。鏡に絵付けする特殊な技術が見どころ。
調度品は、爆撃前に運び出し、無事だったようですが、流石に鏡は外せず。
ヴュルツブルク司教館の素晴らしいところは、戦争時の写真も展示し、修復の凄さも学べるところ。
何度行っても、素晴らしい😍
今日は、ここまで。続きはまた今度