遂にバウムクーヘン発祥の地へ!ザルツヴェーデル
誰がなんと言おうと、バウムクーヘンはドイツ発祥!
美味しいので。
バウムクーヘンは日本発祥だと思っている方は多いようです。
でも!
独「バウム」= 日「木」
独「クーヘン」= 日「ケーキ」
そう、バウムクーヘンは、ドイツ語なんです!
そして、正真正銘、ドイツ生まれなの。
バウムクーヘンが生まれたのは、ザクセンアンハルト州のザルツヴェーデル。
ニーダーザクセン州との境目にあり、旧西と東ドイツの国境の街でもありました(東がわ)
バウムクーヘンは高級なお菓子だし、クリスマス時期以外には見つけづらい〜!と泣いている方もいらっしゃることでしょう。
でも、ザルツヴェーデルを初め、ドイツには一年中美味しいバウムクーヘンが食べられる場所がいくつかありますよ!
やった〜 🙂
バウムクーヘン型のCafé
実は以前、ハルツ地方のヴェルニゲローデにある巨大なバウムクーヘン型のCafé、その名も「ハルツァー・バウムクーヘン」には何度か行ったことがあります。
チョコレートでコーティングした、薄〜い甘〜いバウムクーヘンに感動!
だって子どもの頃からバウムクーヘン大好きだもの・・・
でも日本のとは全然味が違う!
ドイツ東部が本場
そして、発祥の地ザルツヴェーデルを始め、バウムクーヘンはドイツ東部の名物とされているのも、バウムクーヘンが入手しづらい理由の一つかもしれません。
ヴェルニゲローデを始めとするハルツ地方や、コトブスやドレスデンなどのザクセン地方では比較的入手しやすそうですが、結構少々アクセスしづらい・・・。
以前デュッセルドルフに住んでいた時は、高級ショッピング街KöにあるLeysiefferのものが有名で時々買っていました。
みんな、てっきりLeysiefferはデュッセルドルフのお店かと思い込んでいましたが、本店はオスナブリュックでしたね、そう言えば😅
Leysiefferはチェーン展開しているので、ハンブルクやハノーファーでも買えそうです。
でも、そう考えると、どんな季節でも探せば全く手に入らない事は無いのかな。
やっぱり発祥の地でバウムクーヘンを食べたい!
そんなわけで、ドイツ各地でバウムクーヘンが入手できそうなものの、やはり発祥の地ザルツヴェーデルに行って、元祖バウムクーヘンのお店で一切れ味わいたい、ですよね?
うんうん。
ずっとそう思っていましたが、2023年夏、ようやく出かけていくことができました!
しかも、バウムクーヘンのお店をハシゴ!幸せ〜
残念ながらガイドブックに載っていたお店のうち一つは無くなってしまっていたのですが、観光案内所で教えてもらった、ガイドブックに載っていないお店にも行くことができました♡
1807年からの伝統。バウムクーヘン発祥のお店
バウムクーヘン発祥のお店はHennigです。
街中にもCaféを展開していますが、小さなCafé併設の本店の方にぜひ行って欲しい。
ザルツヴェーデル駅から少々歩きますよ〜(30分程度?)
ここでは、毎週月曜、水曜、金曜に誰でも工房を見学することができます。
伝統的にレンガのオーブンでバウムクーヘンを焼いている様子をじっくり間近で見ることができますよ〜。
でも実は木曜に行ってしまって・・・😅見れませんでした。
次回こそは見学したい!
イートインスペースは小さいので、店内で食べたい時は朝イチに行くのがお勧めです。(朝9時から営業)
今朝の朝食は素敵な食器で優雅に一口のバウムクーヘン・・・夢のようです。
続いて二軒目のKruseへ
ザルツヴェーデルの目抜通りに大きくお店を構えているのがKruse。
大きなバウムクーヘン型の看板が出ているので、見逃すことは無さそうです。
Caféに座ってゆっくりできるのが嬉しいお店。
天気が良ければ、中庭テラス席に座るのも気持ちがいいですね。
今回はちょっと曇りで肌寒かったので、中でぬくぬく。。。
まずは、カウンターのショーケースで食べたいものを選び、席まで持ってきてもらいます。
ドリンクはお席でオーダー。
甘いものが続いているので、ブラックコーヒーだな〜(苦い甘いの無限ループも危険なんですが!)
ここでは、いわゆるバウムクーヘンではなく、バウムクーヘンを使ったケーキを戴きました。
「美味しい!」
けど予想と全然違った構成にびっくり。
バウムクーヘンがメインのケーキではなく、バウムクーヘンを飾りに使ったケーキでした。斬新〜!
三軒目はSalzwedeler Baumkuchen直営店
観光案内所で教えてもらったお店に行ってみました。
小さなイートインスペースはありますが、飲み物の販売はありません。
100g当たりのお値段設定なので、欲しい分だけその場で切ってくれ、重さを測ってくれる嬉しいサービス。
さすが、理にかなっていますよね!
こちらのお店では、お砂糖がうっすらとかかっているシンプルなタイプを戴きました。
ドイツでは、お砂糖だけのものは珍しく、チョコレートのコーティングが一般的。
もちろん、食べ比べが楽しいことは言うまでもありません〜!
観光案内所の塔へGO!
バウムクーヘンをハシゴした後も、良心の呵責が起こらないように、観光案内所に行きましょう。
実は、観光案内所の上が展望台になっていて、誰でも上ることができます。
大きな荷物は事務所でちょっと預かってくれますよ!
狭い階段が大丈夫でしたらぜひ上って運動してくださいね。
後は、駅から街がやや離れているので、早歩きで歩くのも結構いい運動です。
ベーカリーでも買えます!
1843年にフリードリヒ・ヴィルヘルム四世も食べて感動したというバウムクーヘン。
ベーカリーでも買うことができます。
三軒目で食べたバウムクーヘンのお店が卸しているようですね。
お店の名前はBaumkuchen SAWなのかな?
ベーカリーで食べられるバウムクーヘン、次回はぜひ行ってみたいです。
平日は朝6時半から、土曜は朝6時から営業。
さすがベーカリーは早い!
それからもう一軒、こちらはベーカリーの大手で、北ドイツを中心にチェーン展開しています。
全ての店舗でバウムクーヘンが買えるのかわ分からないですが、ザルツヴェーデルの四店舗にはありそう。
直営店は閉店時間が早い(確か14時)なので、こういった大手のベーカリーへ買いに行くのもありですね。
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