コブレンツでグリューワイン片手に心温まる街歩き

久しぶりのコブレンツ。
前回来たのは2022年の2月、雨の日だった。

今回も雨。
なんだかこの街は雨の日と縁がある。

それでも、雨でも美しいのがこの街。

コブレンツの一番の魅力

この街の魅力はなんと言っても、ドイチェスエック。
二本の河川が出会う素敵な場所だ。

何度も書いているが、私が川が合流する景観がとても好き。
合流する瞬間、色の異なる水の流れが混じり合っていく様子は、とてつもなくロマンチックな気がする。

コブレンツではライン川に、その西側を流れるモーゼル川が合流する。
私はモーゼル川沿いにも、ライン川沿いにも住んでいたことがあるので、どちらの川にも親しみを覚えているのもこの場所が好きな理由でもあるかもしれない。

ドイツの二台河川と言えば父なるライン川と母なるドナウ川。
この二本の河川が出会うことはなく、織姫様と彦星様みたい、なんて思っていたのだが、よくよく考えるとライン川に合流するモーゼル川も女性だなぁと。
もしや浮気相手か!?えっ娘!?

そんなどうでもいい事を考つつだだっ広い広場をぐるっと歩く。

朝8時50分、街歩き開始

朝8時50分、コブレンツ観光局のフェレナさんとホテルで合流し、早速バス停へ。
素敵な企画がたっぷりのコブレンツ、どんな一日になるのか、わくわく楽しみだ。

写真はホテルのロビー。

コブレンツは駅から徒歩二分程度のフォー ポインツ フレックス by シェラトンに宿泊した。

(リンクをクリックするとホテルのページが別ウィンドウで開きます。)

 

ドイチェスエックと言うと、馬に乗った皇帝ヴィルヘルム一世の巨大な像を想像する人が多いと思うけど、実はちょっとズレたところにオリジナルの小さなドイチェスエックもあるの。
現在の像は、第二次世界大戦で1945年3月に破壊されてしまった皇帝の像を作り直したもの。
元々は1897年8月31日に皇帝ヴィルヘルムの孫、ヴィルヘルム二世が祖父の功績を讃えるために製作させた。

ちなみにこの名称は「ドイツ騎士団」から来ているそう。
古いほうのドイチェスエックには、騎士団の十字架がまだ残っている。

そして、ドイチェスエックから程近い場所にある教会が聖カストア教会(Basilika St. Castor)。
ロマネスク様式の美しい建築に惚れ惚れ。

クリスマスマーケットの魅力

クリスマスマーケットは市内中心地に七カ所もあり、どう巡れば良いか迷うところ。
そんな中、コブレンツ観光局の職業研修生のアイディアでもちろん街歩きと観光もたっぷり楽しみながら「グリューワインで街歩き(Glühwein Stadtwanderung)」ができるというイベントが2025年に開始された。

マーケットのオープニングの際にオフィシャルに紹介され、観光案内所で購入することができる。
・ナップザック
・グリューワインのカップ二個(カップはお店でいつでも交換可能)
・ホットドリンクのチケット六枚
(グリューワインでも、他の温かい飲み物でもいい)
で、ペアでも巡れる様になっている。

グリューワインで街歩き

ところで、このグリューワインで街歩きのアイディアは、なんと職業研修の学生さんが企画したそう。

七つ全てのマーケットで、全てのグリューワインの屋台で使えるチケットなのだが、気の遠くなるコーディネート業務が必要だったと想像され、本気で脱帽。
ちなみに今回の私のコブレンツ滞在も彼女がプランニングしてくれたそうで、よくよく聞いたら、私のコブレンツ訪問が彼女の職業研修修了試験の題材になったそうで・・・何と光栄な!
お会いすることはできなかったけど、丁寧なメールでのやり取りにとても感謝しています。Danke!

コブレンツのカップ

透明で、凄いしっかりしているので持ち運びも安心。
街のシルエットがプリントされていて素敵。

ベートーベン母の生家

何度もラジオやエッセイでもお話ししている通り、私が最初にドイツに興味を持ったのは子どもの頃。
ベートーベンの楽曲をピアノで弾くのが好きで、彼の生まれた街ボンに行ってみたいと思ったのがきっかけ。

それは2000年に達成したのだが、これまでに何度も訪れているコブレンツに憧れのルートヴィヒ・ファン・ベートーベンのお母さんの成果があったなんて!
全然知らなかった(苦笑)

エーレンブライトシュタイン地区にあるので探してみてね。
博物館ではがあるが、残念ながらほとんど開館していないので入りたい場合は事前に要チェック。
リンク

次にバスとエレベーター。
(もちろんバス停から歩いても良いけど。)
バス停からすぐのところにある15人乗りのエレベーター(Festungsaufzug)はチケット制なのだが、ドイチュラント・チケット、通称D-Ticketを持っている場合は無料で乗れる。
一見、登山電車のようにも見えるけど、エレベーターと同じくボタンを押したら来てくれる仕組みで興味深い。

お城好きにはたまらない!

要塞エーレンブライトシュタイン、ドイツ語でFestung Ehrenbreitstein。

行き方は様々で、まずは徒歩。ライン川にかかる橋を渡り、急な坂を頑張って上るとたどり着く。
但し、2025年12月現在は一番近い橋が工事で通れず、かなり遠回りになりそうだった。

エーレンブライトシュタイン城からドイチェスエックを見渡す展望台もあり、これまたたまらない(笑)
ライン川とモーゼル川が合流するロマンチックなところがよく見えるよ。

そして!私も以前泊まったことがあるのだが、実はこの要塞に泊まることができる。
一部がユースホステルになっていて、誰でも気軽に泊まることができる。
お城に泊まれるなんて、それだけで嬉しいでしょう!!

そしてロープウェイで行くこともできる。
市街地から程近い場所に乗り場があり、冬は16:00-22:00の営業。
朝行ったばかりのエーレンブライトシュタイン城だけど、16:30からクリスマスガーデンなるイベントをやっていると聞いて行きたくなったので、16時に乗り場に行ってみた。
そしたらなんと行列が!
そして進まない・・

運転開始は16時となっているが、16:25になっても一向に開始しなくて、行列が長くなるばかり。
この日は何と故障でしばらく動かず19時前の電車で帰る予定になっていた私は潔く断念。

クリスマスガーデンは、要塞の敷地内に動物などを形どったイルミネーションやロマンチックな装飾が施され、もちろんグリューワインも飲める素敵なイベント。
次回はぜひ行ってみたい。

コブレンツのクリスマスガーデン(イルミネーション前)

これは朝方、ジョギング中にライン川沿いからクルーズ船とエーレンブライトシュタイン城を見上げたところ。
ライトアップされた要塞がまた美しく威厳がある。

エーレンブライトシュタイン城に上るエレベーターからの眺め。
グレーの屋根の街並みが特徴的。

コブレンツのクリスマスマーケット七ヶ所を梯子しよう

◎イェスイーテン・プラッツ(Jesuitenplatz)
街のど真ん中にあり、シティチャーチの隣の建物は、窓がアドベントカレンダーになっている。

そしてここで見つけたのは何と!サンタさんのゴミ箱!
サンタさんの袋に、なんとプレゼントではなくゴミを入れるという・・・シュールなゴミ箱があちこちに設置されている・・・

◎アム・プラン(Am Plan)
巨大なピラミッドがあるのが特徴。

◎ヨーゼフ・ゲレス・プラッツ (Josef-Görres-Platz)
ぐるっと噴水を取り囲むようになってる。冬なので水は出ていないけど・・・
七つあるクリスマスマーケットの中では一番新しい場所。
木組みの家のような屋台がドイツっぽくていい。

◎ミュンツプラッツ(Münzplatz)
ここではまだ時間も早いので温かいりんごジュースを。

ミュンツプラッツ(Münzplatz)に戻り、グリューワイン街歩き(Glühwein Stadtwanderung)二杯目はホットチョコレート!
これも冬に欠かせないドリンク。
生クリームが乗っているのが最高でしょ〜♡
えっグリューワイン飲まないの??

◎ヴィリ・ヘルター・プラッツ(Willi-Hörter-Platz)
Schangelbarと呼ばれる人気の屋台で知られており、クリスマスの天使が見守ってくれている。
七つの中で一番混んでいた印象。

◎フラウエン教会前
こじんまりだけど落ち着いた素敵なマーケット。
キャンドルスタンドもあちこちにあり、暖かい光が心地よかった。

コブレンツのフラウエン教会

ショート動画

コブレンツの街歩きとクリスマスマーケットをまとめたショート動画。

グリューワイン街歩きもご紹介。(Glühwein Stadtwanderung)

コブレンツのグルメ

今回はドイチェスエックの近くにあるGerhards Genussgesellschaft - Koblenz
クリスマスの定番、鴨と赤キャベツをメインにしたスリーコースを戴いた。
ランチタイムでも予約しないと座れなそうな人気店でした!
お店の方もウィットに富んだ素敵な人ばかり。

そして、クリスマスマーケットでは定番のマッシュルーム煮込み。
キノコ好きなので、これは本当にたまらない・・・

それからコブレンツの郷土料理、ジャガイモのグラタンを食べたかったのだけど今回は巡り会えず、次回に持ち越し。

◎中央広場(Zentralplatz)
新作のメリーゴーラウンドや、豪華な電飾のツリーがキラキラ。
バス停が近くて便利。

Koblenz Zentralplatz

ここでグリューワインの街歩きセット、最後の一杯を頂いてバスで駅に向かいました。

久しぶりのコブレンツ、とても楽しむことができました。

日本からの観光客の方はまだまだ少ない(2024年の日本人宿泊数は年間742泊)街なのですが、魅力たっぷりなので、ぜひ訪れてみて欲しい。

コブレンツへの行き方

フランクフルト中央駅から電車で二時間強、直行便あり
中央駅から街までは二キロくらいあり、のんびり歩いても良いけどバスが便利。

コブレンツのホテル

今回はコブレンツ散策の前日に到着、23時と遅かったので、駅前のホテルに泊まった。
シェラトングループがプロデュースする三つ星ホテル、フォー ポインツ フレックス by シェラトン コブレンツは駅から徒歩二分程度でとても便利。
街に出る時は、ホテルから駅前のバス停まではもちろんすぐだしバス路線も分かりやすい。

◎Four Points Flex by Sheraton Koblenzのご予約はこちら

◎コブレンツのホテル検索はこちら

コブレンツのアクティビティご紹介

(リンクをクリックすると別ウィンドウでGet Your Guideのサイトが開きます。)

ライン川で古城クルーズ

サンセットクルーズ

ワインテイスティング

 

コブレンツの夏のイベント

ライン・アム・フラメ(Rhein am Flamme)は毎年8月の第二土曜日に開催される。
文字通りライン川が真っ赤に燃えるようなお祭りなのだが(フラメ=炎)、夏の日の夜、赤い色の花火が豪華に上がる様子はとても魅力的らしい。

このイベントにはずっと行ってみたいと思いつつ、行けていないのだが、観光局の方によると「もう凄い人出で大変よ・・・!数ヶ月前に予約しないとホテル取れないわよ」と言う事なので、そのうち気合を入れて行ってみたいと思う。

ドイツ観光局のインスタグラムで紹介されている。

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